当院に来られる脊柱管狭窄症の方は、これまでいくつかの医療機関を巡ってから来院されたという方が多いです。
そんな方々にお話を聞くと「薬や注射を打っても良くならなかった」、「一時的に良くなるけどしばらくすると元に戻ってしまう」という声が本当に多いです。
これは脊柱管狭窄症という疾患に原因があります。
基本的に脊柱管狭窄症の治療は、症状として出ている痛みやシビレに対して行う「対症療法」だからです。
脊柱管狭窄症のシビレや痛みは骨の変形によって神経が圧迫されておこる症状。
なので根本的に症状を改善するには「手術によって神経を圧迫している骨を取り除く」しか方法がありません。
なので手術を選択しない場合は、出てきた症状を抑えることが治療方針になります。
私たちも脊柱管狭窄症のように骨の変形を治す技術は持ち合わせていません。
でも諦めるのは早いです。
私たちは脊柱管狭窄症と診断された方が、痛みやシビレなどの辛い症状が改善したケースをたくさん経験しています。
それにはいくつか理由があるのです。
理由.1 :そもそも症状が脊柱管狭窄症に由来するものではなかった
脊柱管狭窄症と診断されるにはレントゲンなどの画像診断を用いますが、必ずしも画像と臨床の症状が一致するとは限りません。
ですので、坐骨神経痛や仙腸関節障害など同様の症状が出てくる別の疾患ではないか改めて調べます。
また仮に脊柱管狭窄症に由来するものだったとしても、上記のような別の疾患を合併しているケースもありそちらを改善させるだけでも症状の変化が期待できます。
理由.2:柔軟性を取り戻すことで神経の圧迫が緩和された
脊柱管狭窄症と診断された方のほぼ全員が筋肉や関節の柔軟性が低下しています。全身の柔軟性を取り戻すことで神経を圧迫している部分の負担が減少し症状が緩和することがあります。
特に骨盤の仙腸関節は背骨と足をつなぐ関節でこの部分の動きが良くなるだけで腰の負担は軽減され、歩ける距離なども変わってきます。
理由.3:インナーマッスルに刺激を入れることで血流と柔軟性が改善した
長年の体の負担から筋肉も緊張状態でガチガチになってしまっている方も多くおられます。
筋肉が硬くなると血流が悪くなり、筋力も正しく発揮することができなくなります。
そこで当院独自の「IMリセット整体」でインナーマッスルに刺激を入れることで血流改善や筋肉の柔軟性の改善を狙います。
多くの場合、長年にわたる体の酷使から体の深層のインナーマッスルがガチガチになっており、血流不良や筋力低下で神経の負担を増加させています。
当院では独自のインナーマッスル施術を取り入れて、深部の筋肉のアンバランスや緊張を解きほぐして圧迫されている神経に負担がかからないような体づくりをサポートします。


またこの施術を行うことで日常生活でも体の負担が減り、リラックスして過ごすことが出来るようになります。